ごあいさつ
エアレンデル東京 社会保険労務士事務所 代表の元ホテルの女将、社会保険労務士 黒田 公重(くろだ きみえ)です。
ホテル宿泊業は接客業の中でも高度なサービスを要求される職種になります。最近ではホテルや接客に特化した大学や専門学校を卒業し就職してくる方も多いですが、私自身はホテルとかけ離れた世界におりました。
ホテル宿泊業に関与するようになったきっかけは、営業職から事務職へ転職活動し、採用されたのがとある全国ホテルチェーンの会社だったことからです。
入社し数か月の研修後、支配人として一つのホテルの事業計画や人員配置・営業・企画まですべてを任されました。宿泊施設は24時間365日のシフトを組むため労務管理が煩雑でありながらスタッフの健康管理を十分にしていくことと戦略的な企画営業との両輪をバランスよく整えていくことが要求されました。
いくつかのホテルを赤字から黒字経営に好転させた経験から、その大きな軸は人事管理とモチベーション向上だと実感し、退社後はコンサルティング会社を経て現在は社会保険労務士としてホテル旅館・宿泊業を応援しています。
年中無休のホテル宿泊業は、労働基準法や安全衛生法にある特例や例外などを駆使し対応しています。例えば変形労働制です。ホテル・旅館の地域性や旅館、観光ホテル、ビジネスホテル等の属性の違いなどで使用する変形労働制は変わります。
通常の事業と違い、24時間365日稼働しているので労務管理が複雑になります。
宿泊業と一括りにしても、客層や地域のイベント、特徴によっても繁閑期が変わります。例えば季節の風景などで有名な地域、歴史ある祭がある地域、産業や工業地帯といったビジネス向けの出張利用など客層にも違いがあります。また景気によっても左右されます。不景気になると旅行が減り宿泊を伴う出張もなくなります。地元の工場撤退によってお客様が激減することもありました。しかし繁閑の差が激しいのはどのホテル・旅館でも同じです。
新型コロナウイルス以前は、2020年の東京オリンピックに向け全国でホテルや旅館・民泊などの建設及び開業ラッシュが続いていました。
しかしこのコロナ渦で前年比1割にも満たないところも増えております。雇用している人材を守りつつクオリティを下げずに乗り越えていくことが今求めれられております。
宿泊業の離職率は、全業種中ワースト1位で、約30%となっています。様々な要因がありますが宿泊業の特徴は、人事戦略が経営計画の一端を担っているにも関わらず定着に頭を悩ませている経営者も多いです。
弊所は業界を熟知しているからこそ、ホテル旅館の運営を「人事・労務」の部分で人材の採用定着につながる「労務顧問」として皆様のお力になれればと願っております。
当事務所の特徴
特徴1 経営者によりそう アドバイス
法律を遵守することは、とても大事なこと。しかし、中小企業だからこそ難しく悩むのが現実です。そんな時に、経営者様の立場で 一緒に考え、労使双方にとって、 より最適な方法を提案致します。
秘密はここにあります!
ホスピタリティを追求する職業を長期にわたり経験し、顧客満足度は抜群です。
特徴2 経験豊富な人材活用経験
中小企業だからこそ、限られたメンバーで最高のパフォーマンスを考えたい。そこで事業内容や経営理念などに合わせた人員配置や、従業員のモチベーションを導き出す報酬・待遇を考えます。
秘密はここにあります!
代表が常にトップセールスマンだった要因は、メンタル指導まで手掛けてきたからこそ、実現しました。
特徴3 多彩なコンサルティング経験が豊富
企業規模を問わず、現状を把握し、利益や売上等を理解しながら、より向上するための戦略で、 経営者様の発展のために尽力できます。
秘密はここにあります!
1年間で利益を6倍に伸ばす、赤字から黒字に転換、事業所再生xなど豊富な経験で、業務フローからアドバイスを致します。
ご相談の流れ
※就業規則の場合、納期の目安は契約から3~6か月となります。
1. 初回相談・経営者様 ヒアリング
貴社に訪問し、経営者様からご要望や社風や経営理念を 含めた現状を詳しく伺います。
問題点を把握し、その上で必要なご提案をさせて頂きま す。
2. 貴社訪問
必要な場合は、現場スタッフ様、総務・人事担当スタッフからもヒアリングを行い、現業にあった規則等を考え ます。
3. お見積り・ご契約
目標スケジュールと、お見積りを提示致します。契約書等、問題がないようでしたら、ご契約となります。
4. 経営者様の確認・修正
たたき台を作成しご説明を致します。 追加項目、修正箇所など伺い、再度作成いたします。ご納得いただけるまで繰り返します。
5. 納品・行政官庁へ届出
完成・納品をしたのち、 必要な行政官庁への届を致します。